県内の天文関連施設などでつくる「長野県は宇宙県」連絡協議会は７月２２日～８月３１日、県内の施設約４０カ所を巡るスタンプラリーを初めて実施する。多くの人に関心を持ってもらおうと、運営資金はインターネットを通じた「クラウドファンディング」で募る。６月２９日まで協力を呼び掛けている。

　同協議会は、昨年１１月に設立。スタンプラリーは、県内に多い天文関連施設をもっと知ってもらおうと初めて企画した。国立天文台野辺山宇宙電波観測所（南佐久郡南牧村）や東京大木曽観測所（木曽郡木曽町）といった観測施設、観望会を行うホテルなどにスタンプを置く。獲得数に応じてイメージキャラクターのシールやピンバッジなどがもらえる。

　クラウドファンディングの目標額は２７０万円。サイトは「長野県は宇宙県クラウドファンディング」で検索する。応募額は３０００円以上で、応募者には施設のグッズなどを贈る予定。問い合わせは野辺山宇宙電波観測所（電話０２６７・９８・４３００）へ。