だらまつり出演に向け和太鼓の練習に取り組む児童=四方小学校

だらまつり出演に向け和太鼓の練習に取り組む児童=四方小学校

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富山・四方小児童が練習に熱 「Wa!Go!だらまつり」

北日本新聞(2017年6月27日)

 富山市の四方海浜公園で7月30日に開かれる「Wa!Go!だらまつり」に向け、四方小学校(牧野宇子校長)の児童が和太鼓とダンスの練習に励んでいる。当日は和合地区の小中学生や園児による「和合っ子フェスティバル」に出演。地元を盛り上げるため心一つに頑張っている。

 四方小学校から出演するのは、和太鼓クラブの4~6年生13人とダンス・一輪車クラブの4、5年生10人。クラブ活動の時間を活用し4~5月から練習を続け、休み時間も自主的に取り組んでいる。

 和太鼓は、二つのリズムの掛け合いを繰り広げる「光・フォーエバー」を披露。息を合わせて7台の太鼓を響かせる。佐藤輝君(6年)は「協力し合って楽しく演奏したい」と話し、和田舞衣教諭は「学年交流をして一緒に練習している。演奏も心も一つになっているのが伝わったらいい」と語る。

 ダンスは縄跳びと一輪車を組み合わせた構成を考えた。神保和奏さん(5年)は「いつも通りの演技ができるようにしたい」、飯野茉生さん(同)は「堂々としっかり踊れるようにしたい」と意気込む。岡野孝弘教諭は「地域のみんなを笑顔にしたいという気持ちで取り組んでほしい」と見守っている。

 だらまつりは四方で昭和初期まで行われた盆踊り「だらだら盆」から命名。古里への愛着と融和を深めようと、市北商工会和合支部などが企画し、15回目を迎える。演奏やマジックのステージ、大縄跳び大会、花火など多彩な催しがあり、和合っ子フェスには10団体が出演する。北日本新聞社後援。

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