淡いピンク色の花が来場者を楽しませた「はすまつり」=1日、南越前町中小屋の花はす公園

淡いピンク色の花が来場者を楽しませた「はすまつり」=1日、南越前町中小屋の花はす公園

福井県

大輪のハス、鮮やかに競演 南越前町でまつり開幕

福井新聞(2017年7月2日)

 福井県南越前町の第25回はすまつりが1日、同町中小屋の花はす公園で開幕した。公園内のハスはピンクや白の鮮やかな花を咲かせ始め、来場者が写真を撮るなどして堪能していた。節目の今回は、定番企画に加えて同町に伝わる生け花「上野古典立華」の作品展やバイオリンのミニコンサートを開催する。まつりは8月6日まで。

 3ヘクタールの公園内に約130品種を栽培。6月22日に初めて「小三色(しょうさんしき)」の開花が確認されて以降、7月1日現在、約20品種が花を咲かせている。今年は比較的気温の低い日が続き開花が遅れ気味だが、同町公共施設管理公社によると、花芽はしっかり伸びており、間もなくかれんな花の"競演"が見られそう。8月上旬までが見頃という。

 オープン式で岩倉光弘町長は、1993年7月1日に同公園がオープンしたことを紹介。「当初36だった品種は約130にまで増えた。日本一の公園と自負している」とあいさつし、テープカットやくす玉で開幕を祝った。来場者は「きれいやね」と話しながら、早咲きの大輪を見て回った。ハスの葉に飲み物をつぎ茎から飲む「象鼻杯(ぞうびはい)」やハスエキス入りの足湯コーナーも設けられ、親子連れらが楽しんだ。

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