昨年8月の大写経会の様子。さまざまな思い、願いを一文字一文字に託す

昨年8月の大写経会の様子。さまざまな思い、願いを一文字一文字に託す

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善光寺大勧進、大写経会100回に 参加申し込み10日から

信濃毎日新聞(2017年7月8日)

 長野市の善光寺大勧進で正月とお盆の年2回開かれている大写経会(しゃきょうえ)が、8月に通算100回を迎える。県内外から多くの参加者が集い、般若心経の276文字をしたためる恒例行事。100回記念となる8月15日のお盆大写経会の参加申し込みを7月10日から受け付ける。

 大写経会は、1968(昭和43)年1月に始まった。一年の家族の無事や平和への祈りなど、参加者それぞれが思いを込めて般若心経を書き写してきた。主催する洗心書道会(長野市)の一色白泉代表(79)は「50年近く毎年欠かさず開いてこられたのは、多くの参加者のおかげで感激している。今後も長く続けていきたい」と話している。

 お盆大写経会は午前9時開会。会費2500円。墨、すずり、細筆、文鎮を持参する。はがきに氏名、郵便番号、住所、電話番号を記入し、善光寺大勧進写経会係(〒380―0904 長野市七瀬中町70の23 一色白泉方)へ申し込む。定員300人に達し次第締め切る。

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