塩尻駅に降り立つ「ろくもん」の乗客。ホームではおいしいワインが待っていた

塩尻駅に降り立つ「ろくもん」の乗客。ホームではおいしいワインが待っていた

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しなの鉄道ろくもん、塩尻駅に初めて参上

信濃毎日新聞(2017年7月9日)

 しなの鉄道(上田市)の観光列車「ろくもん」を使用した信州DCワインバレー号が8日、JR篠ノ井線塩尻駅(塩尻市)まで初めて乗り入れ、軽井沢―塩尻間を往復した。塩尻駅では、列車が到着するとホームで塩尻市職員らが乗客に白ワインを振る舞い、地元産をPRした。

 JRグループなどが展開する7〜9月の大型誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」とろくもん運行開始3年に合わせた企画。運行中の車内では、小諸産など各地のワインや食事が提供された。

 午後2時半過ぎ、軽井沢駅から約3時間かけて県内外の約70人を乗せた列車が塩尻駅に到着すると、降り立った乗客らに、市職員ら10人が甘みが特徴の地元産「ナイアガラ」を使った白ワインをグラスに注いで配った。妻や友人らと乗車した東京都荒川区の会社員西原翼さん(37)は「列車の中でワインを飲むのは非日常的。沿線では多くの地元の人たちが手を振ってくれてうれしかった」と話していた。

 通常、ろくもんは軽井沢―長野間を中心に年間200日程度運行。今後の区間拡大について、しなの鉄道経営企画課は「JRと協議していきたい」としている。

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