開通70年記念マークを付けたアイトラムと、笑顔を見せる島会長(左)、芦田さん(左から2人目)=万葉線高岡駅

開通70年記念マークを付けたアイトラムと、笑顔を見せる島会長(左)、芦田さん(左から2人目)=万葉線高岡駅

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開通70年で記念マーク車両発車式 万葉線

北日本新聞(2017年7月9日)

 高岡市と射水市を結ぶ路面電車・万葉線の開通70年を祝い、記念マークを付けた低床車両アイトラムの発車式が8日、高岡市の万葉線高岡駅で行われた。10月15日まで運行される。

 路面電車と都市の未来を考える会・高岡(通称・RACDA高岡、島正範会長)などが実行委員会を組織。市民の暮らしや地域経済を支えてきた万葉線の節目を祝い、まちづくりに活用する意識を広めようと企画した。

 記念マークは、富山大芸術文化学部デザイン情報コースの芦田麻都佳さん(2年)がデザインした。円形の軌道上を万葉線が走り、「70」の「0」が運転士の顔になっている。記念マーク付きアイトラムは5編成あり、進行方向に向かって運転席の左側にある。

 発車式で島会長、運行する第三セクター・万葉線株式会社の池田正志専務があいさつし、芦田さんが記念マークについて説明した。沿線にある吉久ひなどり保育園の年長児14人が遊戯を披露し、浦克太郎運転士と池田専務に安全運行を願って首飾りを贈った。

 同市吉久地区では、「歴史と交通を生かすまちづくり」をテーマにした意見交換会が行われた。

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