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長野県 特産 鉄道

JR東海サイトで信州のいいもの 特産品特集ページ公開

信濃毎日新聞(2017年7月11日)

 JR東海(名古屋市)は10日、沿線地域の食品や工芸品を販売する自社のインターネットサイト「いいもの探訪」で、信州産の特集ページ「信州の風土が香るいいもの」を公開した。同サイトは特産品の販売促進とともに、魅力を感じた消費者に産地へ足を運んでもらって沿線の観光を盛り上げる狙いがある。今月始まったJR各社などの大型誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせて企画した。

 JR東海は2016年10月にサイトを通じた販売を始め、生産量が少なく大型量販店などに出回っていない各地の隠れた逸品を紹介している。県産品の選定には県信連(長野市)が協力。同社のバイヤーを招き、県信連の取引先で6次産業化に取り組む農業法人や個人事業者を集めた試食提案会を複数回開いた。

 サイトには既に県産品が約120点掲載されており、寿高原食品(千曲市)の白桃ジュース(1リットル3本で税込み2916円)、信州まし野ワイン(下伊那郡松川町)のシードル(750ミリリットル2本で同3888円)、小田切牧場(東御市)の信州プレミアム牛のローストビーフ(500グラム、同6742円)などを紹介。より目立つように今回の特集ページを開設した。

 凍らせた市田柿の菓子が掲載された製菓原料など販売の戸田屋(飯田市)の営業担当者は「サイトに出てすぐに注文が入った。今後の売れ行きに期待している」と話す。

 県信連農業部は「JR東海グループのホテルや百貨店への販売や、グループの旅行会社による生産地を巡るツアーなど、ネット販売以外の展開が期待できる」としている。

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