雪が残る道を山頂目指して登る生徒たち=11日、乗鞍岳

雪が残る道を山頂目指して登る生徒たち=11日、乗鞍岳

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北アで学校登山が本格化 松本・旭町中、残雪の山登り

信濃毎日新聞(2017年7月12日)

 北アルプスで学校登山が本格化している。11日は、登山道の一部に雪が残る乗鞍岳(3026メートル)を松本市旭町中学校の1年生約100人が登った。生徒たちの「ヤッホー」という元気な声が山あいに響いた。

 生徒たちは標高約2600メートルの大雪渓から登山を開始。「今年は特に雪が多かったが、気温が上がり雨も降ってこの1週間で雪はぐっと減った」とガイドの関寿治さん(52)。それでも約20メートル雪の上を歩く場所もあり、慎重に歩みを進めながら2時間ほどで山頂の剣ケ峰に到着。歓声が上がった。

 北ア南部では、常念岳(2857メートル)で11日に1校の登山が予定されていたが、登山道に残雪があり延期になった。燕岳(つばくろだけ)(2763メートル)では19日から2校の学校登山が予定されている。

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