ティーバッグの紙枠にアルクマや諏訪地方のキャラクターをデザインしたほうじ茶

ティーバッグの紙枠にアルクマや諏訪地方のキャラクターをデザインしたほうじ茶

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ティーバッグに「アルクマ」 諏訪の業者「信州の思い出に」

信濃毎日新聞(2017年7月13日)

 諏訪市諏訪の茶葉卸、小売業「金鵄園(きんしえん)茶店」は15日、ティーバッグに県のPRキャラクター「アルクマ」などをデザインしたほうじ茶を、同店や県内の土産店などで発売する。県特産のリンゴ、諏訪地方特産のカリンをイメージした香りを付けたほうじ茶で、JRグループなどが9月まで展開する大型誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、観光客への売り込みを図る。

 ティーバッグを組み込んだ紙枠をカップに掛けて湯を注ぐ方式。全県向けの「林檎(りんご)はちみつ焙(ほう)じ茶」にはアルクマをデザイン。諏訪地域限定の「花梨(かりん)はちみつ焙じ茶」には、諏訪市、茅野市、下諏訪町それぞれのキャラクター「かりんちゃん」「ビーちゃん」「万治くん」を描いた。紙枠をカップに掛けると、アルクマは手にしたリンゴをカップに入れているイメージ、3市町のキャラクターは温泉に入っているイメージになる。

 パッケージには、信州DCにちなんで北陸新幹線(長野経由)E7系や、レトロなバス、ハチミツのつぼ、風呂おけなどをデザイン。背景に諏訪湖や八ケ岳などを描いた。価格はいずれも2パック入りが税抜き300円、5パック入りが同725円。信州DCの終了後も販売を続ける。

 社長の宮坂時彦さん(43)は「長野県や諏訪地方に来た思い出の一つとして買い求めてもらい、それを土産品としてもらった人が楽しそうな場所だと感じてくれたらうれしい」と話している。

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