8月1日から運行する「伊那谷風土記街道周遊バス」のポスター

8月1日から運行する「伊那谷風土記街道周遊バス」のポスター

長野県 伊那路 アウトドア・レジャー

大芝高原や駒ケ根高原など周遊 上伊那巡るバス発車へ

信濃毎日新聞(2017年7月14日)

 県上伊那地域振興局(伊那市)は8月1日から、JR伊那市駅を出発し、南箕輪村の大芝高原や駒ケ根市・宮田村境の駒ケ根高原などを結ぶ「伊那谷風土記街道周遊バス」を初めて運行する。同振興局によると、上伊那地方を訪れる観光客は、日帰りが多いため複数の観光地を回ってもらい、宿泊につなげる。8月27日まで毎日、約65キロのルートで1日2便走らせる。

 運行は伊那バス(伊那市)に委託する。遠くに南アルプスを望み、雄大な景色が広がる南箕輪村から駒ケ根市までの広域農道が主なルート。午前9時半と午後0時40分に伊那市駅を出発し、大芝高原、ともに伊那市のはびろ農業公園みはらしファーム、かんてんぱぱガーデンと駒ケ根高原を結ぶ。

 同振興局は「各スポットを結ぶ1区間当たりで10人ほどの乗車が目標」とする。運賃は1回の乗降につき大人200円、小中学生100円。未就学児無料。

 県観光部によると、2015年の上伊那地方の観光客に占める日帰りの割合は84・3%。全県の68・3%と比べて高く、宿泊客の確保が課題だ。同振興局はリニア中央新幹線開業を見据え、滞在型観光を強化したい考え。周遊バスの運行状況を見て、来年以降の対応を決める。

 同振興局の池内武久企画振興課長は「観光客はもちろん、地元の家族連れにも利用してもらい、地域の良さを見つめ直すきっかけになればいい」と期待している。

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