木島平村の道の駅「FARMUS(ファームス)木島平」に整備した自転車

木島平村の道の駅「FARMUS(ファームス)木島平」に整備した自転車

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飯山のレンタサイクルに新拠点 観光地周遊を、片道でも気軽に

信濃毎日新聞(2017年7月15日)

 飯山市の信州いいやま観光局は、自転車で観光地を周遊するレンタサイクル事業の充実を図る。これまでは自転車を借りたり、返却したりする拠点施設が市内のみだったが、今夏から拠点施設を木島平村と野沢温泉村、栄村の計3村に1カ所ずつ新たに設けた。北陸新幹線(長野経由)飯山駅周辺地域を周遊できる仕組みづくりの一環。木島平村と野沢温泉村では既に利用が始まっており、栄村は18日から利用できるようになる。

 レンタサイクル事業は、2015年3月14日の新幹線飯山駅開業に合わせ、同観光局運営の「信越自然郷アクティビティセンター」で開始。同駅と各観光地などを結ぶ2次交通の補完的な役割も担い、拠点施設を増やしてきた。

 16年には、ともに市内の「まだらお高原・山の家」と「いいやま北竜温泉文化北竜館」の2施設内に拠点施設を整備。アクティビティセンターで借りた自転車を同センターまで戻らずに返却でき、路線バスなどで飯山駅へ戻れるようになった。飯山駅を降りて路線バスなどで両施設に向かい、自転車を借りて飯山駅の同センターに向かうこともでき、片道だけ自転車で移動する観光の楽しみ方もできる。

 今夏は、木島平村の「道の駅FARMUS(ファームス)木島平」と栄村のJR飯山線森宮野原駅前の震災復興祈念館「絆」、野沢温泉村の観光案内所に拠点施設を設置。3施設とも飯山線や路線バスで飯山駅まで接続している。ただ、野沢温泉村の観光案内所は自転車を借りることはできす、返却のみを受け付ける。

 市内では他に、道の駅「花の駅千曲川」と自然体験施設「なべくら高原・森の家」、「いいやま湯滝温泉」の3施設があり、いずれも返却のみを受け付けている。これで拠点施設は計9カ所になった。

 飯山市は3村を含む周辺8市町村と飯山駅を核とした広域観光圏「信越自然郷」を構成し、一帯の魅力を発信している。山歩きルートの設定などと比べ、自転車の取り組みは遅れていたといい、同観光局はレンタサイクル事業の拠点施設を今後、信越自然郷全体に広げたい考えだ。

 同観光局主任の浅野慧さん(35)は「自転車で周遊できる仕組みを整えることで、気軽にサイクリングを楽しんでもらい、一帯の観光資源の魅力に触れられるようにしたい」と話している。

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