マイアサウラの化石標本を見つめる親子

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長野市立博物館で、恐竜の企画展始まる

信濃毎日新聞(2017年7月16日)

 長野市立博物館(長野市小島田町)で15日、同館と国立科学博物館(東京)が共催する特別展示「恐竜たちがやってくる!」が始まった。米国で発掘された草食恐竜「マイアサウラ」の化石の全身骨格を展示しており、初日から親子連れなどでにぎわった。9月3日まで。

 マイアサウラの全身骨格は、全長7メートル、高さ2メートル以上で、子の複製とともに展示。大人のそばで巣と子の化石が発見された例があり、子育てをしていたとされる。

 展示は「生物の移り変わり」がテーマで、約200点を展示。直径約65センチのアンモナイトや恐竜の大腿(だいたい)骨の化石に触れられるコーナーも。市立博物館学芸員の成田健さん(50)は「目の前にある化石が本当に動いていた姿を想像してほしい」と話していた。

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