各蒸留所が提供するワインを試飲する乗客ら。車内にはブドウの飾り付けも

各蒸留所が提供するワインを試飲する乗客ら。車内にはブドウの飾り付けも

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臨時列車「信州ワイントレイン」初運行

信濃毎日新聞(2017年7月23日)

 信州デスティネーションキャンペーン(DC)に合わせて、JR東日本の臨時列車「信州ワイントレイン」が22日、塩尻駅(塩尻市)―白馬駅(北安曇郡白馬村)間で初運行した。ワイン産業の振興を目指す県の信州ワインバレー構想との関連企画で、90人余が田園や北アルプスを眺めながら、塩尻市や安曇野市産のワインを楽しんだ。

 食事ができる個室付き、天井にブドウの飾り付けをした試飲・歓談用など専用の6両編成。塩尻駅を出発すると、乗客たちは早速グラスを合わせて乾杯し、ソムリエが各車両を回り、赤や白など6種類のワインを注いだ。食事付きコースの車両では、信州プレミアム牛肉のソテーを堪能。沿線などにある七つのワイン醸造所の商品を試飲し、「香りがいい」などと味わう乗客の姿もあった。

 岡谷市の吉田美智子さん(80)は、9月に80歳を迎える夫の秀穂さんと乗車し、「共に元気で80歳を迎えられた記念にしたかった」。秀穂さんは「景色を見ながらおいしいワインを楽しめた。また2人で乗りたい」と満足げだった。発着駅のホームでも、観光関係者らがワインや地酒を振る舞って歓迎した。

 臨時列車は8月26日、9月24日(日本旅行主催)にも運行する。食事付きは1人1万9800万円、おつまみ付きが同1万1800円。

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