能登町内の太鼓6団体が競演する町太鼓蓮響宵祭(れんきょうよいまつ)り(本社後援)は26日、同町石井の諏訪神社で行われた。般若の面をかぶった打ち手約50人が、勇壮なばちさばきで伝統の響きを披露し、観衆を沸かせた。
たいまつの明かりが会場を照らす中、宇出津に伝わる彌榮(いやさか)太鼓の演舞で幕を開けた。縄文女組(めぐみ)太鼓、国重太鼓、かんの創神太鼓、和太鼓鼓友(こゆう)が順に演奏し、地元の柳田きりこ太鼓が締めくくった。
宵祭りは2013年、過疎が進む能登町内の集落の祭りを盛り上げるために始まり、年1回、町内の祭礼に合わせて行っている。今年は石井地区のキリコ祭りで演奏した。