第62回なんと福光ねつおくり七夕祭りが27日、南砺市福光地域中心部で開幕し、色とりどりの吹き流しやあんどんがつり下げられた七夕飾りが通りを華やかに彩った。初日は民踊街流しや中学生のマーチング演奏があり、大勢の人でにぎわった。祭りは30日まで。
国道304号など通りの両側に、高さ約12メートルの七夕飾り20本余りが設置された。昔話の登場人物の人形を吹き流しの上で回転させるなど、商店街ごとに趣向が凝らされ、見物客が夏の風情を堪能した。
街流しには、地元の民踊団体のメンバーら約120人が浴衣姿で参加。「福光音頭」をしっとりと踊りながら通りを練り歩き、JR福光駅前で「三社柿の里音頭」を輪踊りした。マーチング演奏は福光、吉江両中学校の吹奏楽部が披露した。
28日は午後8時からなんとめでた花火大会がある。29日はよさこい演舞などのほか、東町商店会が初めてキッズダンスコンテストを開く。30日にもキッズダンスのイベントがある。問い合わせは祭り実行委員会、電話0763(52)2038。祭りと花火大会は北日本新聞社共催。キッズダンスコンテストは同後援。