高岡市伏木地区の夏の風物詩「伏木港まつり」(北日本新聞社共催)は29日、伏木港周辺で始まった。31日まで。初日は納涼花火大会が伏木万葉ふ頭で開かれ、色とりどりの大輪が夜空を彩った。
花火大会は午後8時にスタート。大きな音を響かせ、大玉やスターマインなど約500発が打ち上げられた。訪れた家族連れらは歓声を上げて見入った。
今年は大伴家持生誕1300年記念と銘打って開催した。歩行者天国となった旧伏木福祉会館前通りでは、納涼縁台将棋の集いや音楽ライブが繰り広げられ、多くの人でにぎわった。伏木地区ボランティアかたかごグループ手芸部などによる夜店も並び、来場者は祭りの雰囲気を楽しんだ。
30日は、地域住民らによる町流しや弓道のイベント「港と弓の祭典」が行われる。伏木地区と古府地区の対抗ボートレース大会もある。31日は、地元の金刀比羅(こんぴら)神社で海上安全祈願祭が行われる。