第32回川北まつり(同実行委員会主催、北國新聞社共催)のフィナーレを飾る北國大花火川北大会(本社主催)は5日、川北町の手取川簡易グラウンドで開かれ、北陸最大級となる2万発の豪快な光のショーが真夏の夜空を焦がし、観衆を魅了した。
4部構成の大会は午後8時10分、秒読みの掛け声とともに5カ所から次々と上がるスターマインで幕を開けた。全国8都道県の花火師による芸術性あふれる10号玉や、深紅に統一された創作スターマイン「火祭りの華」など、レベルの高い多彩な花火が会場を沸かせた。
最後は個人協賛を募った2千連発の「あばれ川県民花火」や滝仕掛け花火「霊峰白山」などが次々と披露され、客席の盛り上がりは最高潮に達した。