真夏の街中で雪遊びをするイベント「クール!OTAYA」が11日、高岡市御旅屋通りの高岡大和横の特設会場で始まった。訪れた家族連れは季節外れの銀世界で雪の感触を楽しみ、非日常感を味わった。12日まで。
暑い夏を涼しく過ごしてもらおうと昨年に続いて企画。会場中央に約100平方メートルの「雪ひろば」を設け、氷をフレーク状にした人工雪を約30センチの高さに敷き詰めた。高さ約2メートルの雪だるま2体も設置した。
正午のオープン前に約150人が列を作り、2回に分けて入場した。人口降雪機から雪が降り注ぐと、ひんやりとした空気が会場を包んだ。子どもたちは雪玉を投げる的当てゲームや滑り台でのそり遊びなどを楽しんだ。
ステージではクイズ大会や音楽ライブなど多彩な催しを実施。かき氷やジェラートを販売する「クールカフェ」もにぎわった。
12日は午前11時から午後6時まで開催。「雪ひろば」は午前11時に受け付けを始め、正午に開場する。入場料は1人300円。保護者同伴で3歳以下は無料(保護者は有料)。
イベントは高岡商工会議所、オタヤ開発、高岡大和、御旅屋通商店街振興組合、末広開発、高岡市、北日本新聞社でつくる御旅屋賑(にぎ)わい創出実行委員会主催。問い合わせは実行委事務局、電話0766(22)2224。