霧の晴れ間からのぞく御前峰を背に記念撮影する登山者=11日午前10時半、白山・室堂

霧の晴れ間からのぞく御前峰を背に記念撮影する登山者=11日午前10時半、白山・室堂

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「山の日」に白山にぎわう 開山1300年効果、宿泊客が増加

北國新聞(2017年8月12日)

 「山の日」の11日、開山1300年を迎えた霊峰白山(標高2702メートル)は、大勢の登山者でにぎわった。最高峰の御前峰(ごぜんがみね)は未明に濃い霧に包まれ、御来光を拝むことはできなかったが、日の出とともに天候が回復し、室堂(同2450メートル)では多くの登山者が御前峰を背に記念撮影する光景が広がった。
 室堂の宿泊施設などを運営する白山観光協会によると、10日の宿泊者数は439人と前年より113人多かった。11日の宿泊予約数は午後5時現在で565人となっており、前年実績より180人多く、開山効果がうかがえた。
 2年目を迎えた「山の日」の御来光を拝もうと、11日午前3時半ごろから、多くの登山者が室堂を出発した。日の出時刻の同5時8分に霧は晴れなかったが、20分後には東の空を覆っていた雲の切れ間から日の光が差し込む雄大な光景が広がり、200人以上の登山者から歓声が上がった。

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