懐かしい校舎を見て回る来校者=金沢市森山町小

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秋に解体、別れ惜しむ 金沢・森山町小、一般開放

北國新聞(2017年8月15日)

 金沢市内の小学校舎で最も古く、今秋に取り壊される森山町小で14日、一般開放が始まった。近隣の卒業生や住民、旧盆に合わせて帰省した卒業生らが次々訪れ、教室や廊下を見て回り、親しんだ学びやとの別れを惜しんだ。
 来校者は校門前や教室で記念撮影し、思い出話に花を咲かせた。卒業生である大相撲の大鳴戸親方(元大関出島)の記念室も開放され、トロフィーや盾などに見入った。1階の廊下では、ポリエチレン製シートに赤色や黄色などの手形を押す記念企画が行われた。
 校舎は56年に供用を始め、増築を経て65年に完成した。老朽化のため、10月以降に解体に入ることが決まっており、9月中旬にグラウンドに建設中の仮設校舎に引っ越しする。新校舎は現校舎の跡地に新築され、2020年度の供用開始を予定する。

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