砂像作りに励む古永さん(右)と高校生=金沢市の竪町広場

砂像作りに励む古永さん(右)と高校生=金沢市の竪町広場

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砂像の楽しさ知って 羽咋の古永さん、竪町で制作実演

北國新聞(2017年8月15日)

 羽咋市の砂像クリエーター、古永健雄さん(46)が、金沢市の竪町広場で砂像作りの実演に励んでいる。昨年に続いて2度目の試みで、今回は近隣の県工高や美術館などに呼び掛け、同高校生らが制作に初めて参加した。古永さんは観光客らに砂像の魅力をアピールするとともに、制作の楽しさを伝えている。
 実演は、旧盆の帰省客や観光客に羽咋市の千里浜海岸を彩る砂像の魅力を知ってもらおうと、昨年に初めて行った。今年は羽咋から約6トンの砂を竪町広場に運び込み、11日から制作を始めた。
 昨年は古永さんが1人で制作したが、今年は砂像を作り上げていく楽しみを体感してほしいと考え、通学中に生徒が砂像の前を通る県工高や、近隣の美術館などに参加を呼び掛けた。
 県工高デザイン科3年の男子生徒4人のほか、フリーで活動する企画制作アシスタントの吉田裕梨さん(26)、金沢美大生2人が参加した。いずれも砂像作りは初めてで、古永さんから作り方を教わりながら、油絵用のナイフや削った砂を吹き飛ばすストローなどを使って慎重に作業を進めている。
 全員で高さ約2・5メートルの一つの像を完成させる。古永さんは宇宙服を着たタレントの出川哲朗さん、宇宙人となったお笑い芸人のブルゾンちえみさんらを登場させる。高校生4人はスイカやキンギョ、扇風機、かき氷など日本の夏を象徴するものを作り、吉田さんと美大生は洋風の城や縫いぐるみなど少女の夢の世界を表現する。
 砂像は20日にほぼ完成する予定で、8月末まで展示される。

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