映画「まちむすび」の撮影に臨む窪田さん(右)や宇野津さん(同3人目)ら

映画「まちむすび」の撮影に臨む窪田さん(右)や宇野津さん(同3人目)ら

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商店主が熱演 富山・千石町通り商店街で映画撮影

北日本新聞(2017年8月17日)

 富山市の千石町通り商店街振興組合(窪田憲修理事長)が2013年の「がんこもん」に続く第2弾として製作する映画の撮影が16日、同通りで本格的に始まった。人と人をつなぐ思いなどを込め、タイトルを「まちむすび」に決定。通りでの人情味ある交流を表現しようと、商店主や県内のアマチュア劇団員らが熱演を繰り広げた。

 借金取りから逃げる男たちが千石町通りにとどまり、限られたエリアで使用できる「地域通貨」を通りに導入する物語。お金と幸せの関わりを描き、ユーモアの中にも社会性を織り交ぜた内容となっている。組合副理事長の清水智紀さん(35)=富山市=が監督を務め、劇団「演人全開 血が滾(たぎ)ってきたぜ!」主宰の宇野津達也さん(34)=同=が脚本・主演を担当する。

 この日は主に通りで撮影。ギャラリー「エスパス八十八」では、地域通貨事務局を開くシーンなどを収めた。劇団員や、事前に台本の読み合わせを繰り返してきた商店主らが出演。宇野津さん扮(ふん)する男らに事務局スペースを紹介するせりふを発した窪田理事長(53)は「劇団員の参加で、前作以上に緊張感がある。良い作品にするため練習を重ねた」と話した。

 同通りや総曲輪通り、中央通りなどで9月上旬まで撮影し、来年1月から北日本新聞ホールなどで上映する予定。製作費の一部をインターネット上のクラウドファンディング(https://readyfor.jp/projects/13055)で28日まで募っている。問い合わせは清水さん、電話080(3741)3616。

詳細情報

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Readyfor「映画第2弾!富山・千石町通り商店街の人情劇『まちむすび』を製作」 https://readyfor.jp/projects/13055
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