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雨しっとり花ひょっこり オニバス見頃 北区・福島潟

新潟日報(2017年8月25日)

 新潟市北区の福島潟で、オニバスが見頃を迎えている。トゲが付いた大きな緑の葉を突き破り、鮮やかな紫の花が顔を出している。24日はそぼ降る雨の中、直径5センチ程度の愛らしい花がしっとりとぬれていた。

 希少植物のオニバスはスイレン科の一年草で、成長すると葉は直径2メートルを超える。福島潟のオニバス池は国内の北限の自生地として知られている。

 オニバスを観察している水の駅「ビュー福島潟」によると、今年は7月下旬の大雨で水に漬かって花が消えたこともあったが、8月に入って例年通り咲き始めたという。自然指導員の佐久間昌孝さん(44)は「今年は雨が多かったが、順調に開花している」と話した。

 見頃は9月上旬まで。オニバスの花は朝に咲き、午後に閉じる。26、27日の午前10時~正午、オニバス池のほとりでビュー福島潟の職員が解説する案内所を設ける。

 問い合わせはビュー福島潟、025(387)1491。

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