南砺市福野地域で２５日開幕するワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド２０１７」に向け、スチールドラムの市民楽団「スキヤキ・スティール・オーケストラ」（ＳＳＯ、倉田英路代表）が２４日、同市広安（福野）の第一交易工場内の練習場で最後の調整をし、音色に磨きをかけた。

　今回の「スキヤキ」では、２日目の２６日、市園芸植物園のフローラルステージのトップバッターとして登場。出演アーティストのシンガー・ソングライター、フアン・キンテーロさん（アルゼンチン）から提供を受けた２曲を含む計６曲を演奏する。

　２４日は、メンバーらがキンテーロさんのギターに合わせて、小刻みに打ち鳴らし、リズムを入念に確かめていた。キンテーロさんは「上手に調整してくれて、ありがとう」と満足そうな笑みを浮かべていた。

　「スキヤキ」は２５日に開幕し、午後７時から同植物園でオープニングステージを行う。雨の場合は市福野文化創造センターに会場を変更する。オープニングステージは入場無料。北日本新聞社共催。