野沢温泉村の温泉街にある外湯「大湯」の前を歩く外国人観光客ら。外国人観光客の宿泊が年々増えている=3月

野沢温泉村の温泉街にある外湯「大湯」の前を歩く外国人観光客ら。外国人観光客の宿泊が年々増えている=3月

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野沢温泉の外国人誘客、好調 SNS活用など奏功

信濃毎日新聞(2017年8月26日)

 野沢温泉村を訪れる外国人宿泊客が増えている。野沢温泉観光協会が2013〜14年シーズンに始めたスノーシーズンの外国人宿泊客調査で、16〜17年の外国人宿泊者数は前季(15〜16年)と比べ25%増の2万4250人で調査開始以来、最多となった。インバウンド(海外誘客)推進や、会員制交流サイト(SNS)で野沢温泉スキー場の情報を海外へ発信していることなどが奏功した形だ。

 同観光協会が25日に村役場で開いた16〜17シーズンの外国人宿泊客調査の報告会で発表した。調査は4回目で宿泊施設の予約データなどから算出した。

 外国人宿泊客は年々増えており、13〜14年は1万1860人、14〜15年が1万5400人。暖冬による雪不足で野沢温泉スキー場の利用者数が14〜15年に比べ8%減った15〜16年は、1万9400人と14〜15年に比べて増え、堅調を維持。16〜17年は2万人を超えた。総宿泊数は13〜14年の延べ6万2266泊から年々増え、16〜17年は10万5978泊に上った。

 16〜17年の野沢温泉スキー場の利用者数は延べ40万8千人で村営から現在の「株式会社野沢温泉」へ民営化された05〜06年以降で、初めて40万人を超えた。そのうち外国人利用者は8万2千人、日本人利用者は32万6千人。外国人利用者は15〜16年と比べ1万6千人増えた。スキー場利用者に占める外国人の割合も13〜14年の13・9%から16〜17シーズンは20・1%と初めて20%を超えた。

 村内の宿泊業者は、海外の旅行会社などに売り込みをしているほか、村内で宿泊施設を営む外国人は、上質なパウダースノーで知られる野沢温泉スキー場のゲレンデ状況をSNSで発信して海外にアピールしている。報告会に出席した富井俊雄村長は「スキー場の上質な雪に加え、日本らしい情緒ある温泉街も外国人観光客には魅力。順調に少しずつ伸びてきている」と話した。

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