鮮やかな花火がステージを彩った「世界の果てからこんにちは」=県利賀芸術公園野外劇場

鮮やかな花火がステージを彩った「世界の果てからこんにちは」=県利賀芸術公園野外劇場

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花火が彩る気迫の舞台 利賀・SCOTサマー・シーズン

北日本新聞(2017年8月27日)

■「世界の果てからこんにちは」上演

 南砺市の県利賀芸術公園で開催中の「SCOTサマー・シーズン2017」は26日、2日目を迎え、劇団SCOTの鈴木忠志主宰が演出した「世界の果てからこんにちは」が野外劇場で上演された。大輪の花火が夜空を彩る中、出演者は気迫に満ちた演技を披露した。自然と調和した壮大な舞台に、観客からは大きな拍手が送られた。

 「世界の果て-」は、鈴木主宰の作品から日本について考えさせる場面を集めた。一人の男の心象風景として表現し、戦時中に歌われた「海ゆかば」などを織り交ぜて歴史をたどり、日本人独特の心性を伝えた。山々に囲まれ、ライトアップされたステージで、俳優陣は鬼気迫る演技を繰り広げた。

 終演後、鈴木主宰の発声で、石井隆一知事とシアター・オリンピックス国際委員会のテオドロス・テルゾプロス委員長が鏡割りした。「サド侯爵夫人」や「ハムレット」、「三島由紀夫と日本の現在」をテーマにしたシンポジウムも開かれた。

 サマー・シーズンは9月10日まで。県、南砺市、県文化振興財団主催。

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