チラシを配布する上島代表(右)と池田委員長(右から2人目)

チラシを配布する上島代表(右)と池田委員長(右から2人目)

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「裕次郎」の愛称を JR黒部宇奈月温泉駅ホーム

北日本新聞(2017年8月28日)

 黒部市の住民有志らがJR黒部宇奈月温泉駅のホームに、映画「黒部の太陽」に主演した昭和の大スター、故石原裕次郎さんの名前を冠した「裕次郎ホーム」の愛称を付けようと活動を始めた。27日は活動の第1弾として、石原さんのそっくりさんを選ぶイベントへの出場を呼び掛けるチラシを同駅に隣接する市ふれあいプラザなどで来場者らに配った。

 活動を始めたのは、黒部市在住の有志らでつくる「裕次郎ホームをつくる会」(上島隆嗣代表)。石原さんファンの上島代表は北陸新幹線の開業前から、「裕次郎ホーム」の愛称を付けて観光客の増加などにつなげられないか知人らと話し合ってきた。

 同会によると、裕次郎ホームは石原さんが幼少期を過ごした北海道小樽市のJR小樽駅に既にあるものの、新幹線の駅にはまだないという。小樽駅のホームには石原さんの等身大のパネルのオブジェが飾られている。

 実現に向けて同会や活動をPRをしようと、そっくりさんを募集するイベントを考えた。この日は上島代表や池田良孝広報企画実行委員長をはじめ、メンバーの呼び掛けに応じた約50人がチラシを配布した。生地地区の住民らでつくる太鼓集団「地曳(じびき)」のメンバーも演奏を披露し、活動を盛り上げた。

 そっくりさんは書類審査をパスした人を対象に、10月下旬に黒部市役所で面接を実施して選考する。選ばれた人は同会の広告塔として活動をサポートする。

 上島代表と池田委員長は「思っていた以上に多くの人が一緒にチラシを配ってくれた。反響は上々。黒部の観光を盛り上げるために実現に向けて頑張りたい」と話した。

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