見頃を迎えたサルスベリ=29日、佐渡市長谷の長谷寺

見頃を迎えたサルスベリ=29日、佐渡市長谷の長谷寺

新潟県 佐渡 花・紅葉

迷信打ち破る生命力 サルスベリ長谷寺で見頃

新潟日報(2017年8月30日)

 「花の寺」として知られる佐渡市長谷の長谷寺で、サルスベリが見頃を迎えている。寺の駐車場から本堂まで、紫や濃いピンク、白の花々が参道を囲んで咲き誇り、参拝客を出迎えている。

 長谷寺では、約50年前に150本ほどのサルスベリを植栽。住職の富田宝元さん(76)らが丹精込めて手入れしてきた。富田さんは「植えた当時、サルスベリは佐渡では『猿が滑る』といって縁起が良くないとされており、迷信を打ち破ろうと考えた」と振り返る。

 ことしは強風の日が少なく、枝折れを最小限に防げたため、過去最高の咲き具合だという。漢字で「百日紅」と書くように、花盛りが長いのが特徴で、9月中旬まで楽しめる。

 29日もたくさんの参拝客が訪れ、参道沿いにカメラを構えた。富田さんは「長く咲き続けるサルスベリは生命力にあふれ、御利益のある花だと思っている。多くの人に見てもらいたい」と呼び掛けている。

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