秋めいた空の下、花が開き始めた佐久市内山の「コスモス広場」

秋めいた空の下、花が開き始めた佐久市内山の「コスモス広場」

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「コスモスまつり」息長く 30回目、佐久で9日から

信濃毎日新聞(2017年9月1日)

 「コスモス街道」で知られる国道254号が通る佐久市内山で9〜20日、第30回を迎える「佐久高原コスモスまつり」が開かれる。地元の老人クラブが、道行く人をもてなそうと沿道にコスモスを植え始めて今年で46年目。まつりの節目を記念して、今年は国道沿いの「コスモス広場」で6月にコスモスの苗を植えた首都圏の家族を9日の開会式に招待。内山地区出身でバンドのボーカルを務める倉品翔さん(東京)の「ミニステージ」も企画した。

 1972(昭和47)年に始まった老人クラブの活動は、その後、内山地区全体に拡大。全国的にも知られるようになって、住民が組織する実行委員会が毎年、苗植えや草刈り、満開の時期に開くコスモスまつりの運営を担っている。一方、住民の高齢化でコスモスの世話の負担が増しており、今年は初めて、市から紹介があった企業を通じて県外に体験交流として参加を呼び掛け、東京都や埼玉県から来た13家族に同広場で苗植えを手伝ってもらった。

 9日の開会式では、苗を植えた首都圏の家族も参加して、コスモスの種と拾った人への手紙を付けた風船を飛ばす。コスモス街道を歩く「ポールウオーキング」も実施する。10日は同広場で有志のダンス教室やアカペラグループなどが発表する「コスモスライブ」を開催。倉品翔さんも登場する。この日は荒船山への登山やイワナのつかみ取りなども予定。16日は地元陶芸家による「荒船焼」作りやコスモス染めの体験がある。まつり期間中、茶のサービスや地元農産物の販売を行う。

 コスモス街道実行委員会の春日明さん(67)は「標高が高く他の場所より早く楽しめるコスモスとして、毎年来てくれる人がいる。資金や労力で課題はあるが、これからも何とか続けていきたい」と話す。実行委員長の岩井明男さん(65)は「今年のコスモスの生育状況は例年並み。ぜひ見に来てほしい」と呼び掛けている。

 参加費はポールウオーキングと荒船山登山が200円、荒船焼は3500円、コスモス染めは800円で、それぞれ事前の申し込みが必要。申し込み、問い合わせは佐久市観光協会(電話0267・62・3285)へ。

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