福井県敦賀市中心市街地のにぎわい創出などを目指して市シルバー人材センターによる総菜店「おかずの達人 ろくべえ」が1日、同市相生町にオープンした。
福井国体や北陸新幹線敦賀開業などを控えるなか、市、県のおもてなし商業エリア創出事業の補助を受けた。同センターは女性の会員増加も目指しており、国の地域就業機会創出・拡大事業の補助も受けている。補助額は計600万円。
20年近く閉めていた店舗を改修し、面積は厨房(ちゅうぼう)を含めて57平方メートル。野菜や魚など敦賀の食材を活用して、煮物やコロッケなど40種類の総菜を並べている。にしんずしや、東浦みかんをつかったみそなど地元特産品も扱っている。初日は開店と同時に大勢の買い物客が訪れ、にぎわいをみせていた。