富山市八尾町中心部で1日から開かれていた「おわら風の盆」は3日、最終日を迎えた。この日も大勢の観光客が坂の町を訪れ、名残を惜しみながら町流しや輪踊りを楽しんだ。
町流しは、午後7時ごろにスタート。ぼんぼりの明かりに演じ手が照らされ、あちこちで三味線や胡弓(こきゅう)の旋律が響いた。
上新町では午後10時ごろから恒例の大輪踊りを実施。町の踊り手と、浴衣姿の観光客らが通りいっぱいに広がって踊った。
おわら風の盆行事運営委員会によると、最終日の人出は7万人。3日間を合わせると、昨年を2万人上回る26万人となった。