諏訪市の諏訪湖畔で、ナナカマドの実が色づき始めている=写真。4日は爽やかに晴れた空に赤みを増した実が映え、秋の訪れを感じさせた。
市都市計画課によると、ナナカマドは諏訪湖ヨットハーバーから湖畔公園の蒸気機関車「D51」の辺りまで、ジョギングロード沿い約1キロの間に60本ほど植わっている。まだオレンジ色の実が多いが、10月には真っ赤に染まるという。葉の一部は赤や黄に変色し始めている。
散策やジョギングをする人たちは、足を止めて眺めたり、手を伸ばして実に触れたり。マラソンの練習をしていた元教員の国府方(こくぶがた)進さん(64)=埼玉県和光市=は「涼しくカラッと晴れて秋らしい。諏訪湖はどの季節に来ても良い景色が広がっていますね」と話していた。