入り江に置かれた「船首方位と航路」に見入る来場者=珠洲市折戸町の木ノ浦海岸

入り江に置かれた「船首方位と航路」に見入る来場者=珠洲市折戸町の木ノ浦海岸

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里山里海とアート「共演」 珠洲で開催の奥能登芸術祭、週末にぎわう

北國新聞(2017年9月10日)

 珠洲市で開催中の奥能登国際芸術祭(北國新聞社特別協力)は、会期中初の土曜となった9日、石川県内外の観光客でにぎわい、里山里海の景色を楽しみながら、市内各地のアート作品を堪能した。
 外浦側、折戸町の木(き)ノ浦(うら)海岸にある中米プエルトリコの2人組アローラ&カルサディージャ作の「船首方位と航路」には、午後3時過ぎまでに226人が足を運んだ。
 ワシを思わせる巨大な鳥をかたどった船首像付きの小型ボートがわずかな風で揺れ動くという彫刻作品で、来場者は入り江に打ち寄せる波に耳を傾けながら、作者の意図を探った。
 芸術祭は10月22日まで開かれ、11カ国・地域の39組のアート作品を公開する。

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