ひな人形や日本人形が並ぶ重陽の節句展=8日、大野市城町の武家屋敷旧田村家

ひな人形や日本人形が並ぶ重陽の節句展=8日、大野市城町の武家屋敷旧田村家

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江戸時代の文化再現「重陽の節句展」 福井県大野市

福井新聞(2017年9月11日)

 重陽(ちょうよう)の節句に健康長寿を願い、ひな人形を飾る江戸時代の庶民の文化を再現した「重陽の節句展」(福井新聞社後援)が9日から、福井県大野市城町の武家屋敷旧田村家など6カ所で始まっている。昭和から現在までのひな人形のほか、あでやかな日本人形約100体がお目見えする。10月22日まで。

 重陽は日本の5節句の一つ。中国の陰陽思想で3月3日など奇数が重なる日は幸が多いとされ、数が最も大きい9月9日は「重陽」と呼ばれた。江戸時代には、ひな人形を飾る「後の雛(ひな)祭り」が盛んに行われたという。

 同展は市民有志でつくるひな祭り実行委が2015年から実施。各会場には5尺7段の昔ながらのひな人形や、現在の生活スタイルに合わせてサイズを縮小した人形が並んでいる。メイン会場の武家屋敷旧田村家と藩主隠居所には、勝山市の女性から借り受けた日本人形もずらり。正絹の華々しい衣装を身に着けた優美な姿が並ぶ。

 高橋佳枝代表(63)は「どの人形も日本の文化や歴史を色濃く伝えるもの。間近で見て古式ゆかしい美の世界を楽しんでほしい」と話している。

 このほか、武家屋敷旧内山家と市民俗資料館、平成大野屋二階蔵、四季を彩る人形館(オモチャのやまだ内)で展示する。問い合わせは実行委事務局=電話0779(66)2082。

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