「新之助」を求める多くの人たちでにぎわった予約会=13日、新潟伊勢丹

「新之助」を求める多くの人たちでにぎわった予約会=13日、新潟伊勢丹

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本格デビュー・新潟県産米「新之助」 予約受け付け開始

新潟日報(2017年9月14日)

 今秋に本格デビューする県産米の新品種「新之助」の予約受け付けが13日、新潟市中央区の新潟伊勢丹、新潟三越で始まった。多くの人が新たなブランド米に期待し、開店前から長い列を作った。

 新之助は夏の高温に強いコメとして、県が2008年から開発を進めてきた晩生(おくて)の新品種。大粒で甘みがあるのが特徴で、県はコシヒカリと並ぶブランド米にすることを目指している。17年は、試験栽培だった前年の12倍となる6千トンの収穫を見込む。

 新潟伊勢丹では予約受け付け開始のセレモニーが開かれ、米山隆一知事が「新しい食味を多くの人に楽しんでほしい」と呼び掛け、客に試食用の新之助を振る舞った。新潟市西蒲区で新之助を栽培する多賀祥一さん(67)は「皆さんがおいしいお米を食べられるよう頑張りたい」とあいさつした。

 新之助を試食し予約した新潟市東区の自営業女性(44)は「口の中でふわっとする感じ。どんな料理に合うか楽しみ」と話した。

 新潟伊勢丹は5キロ1400袋を予約販売し、店頭では27日から2キロ、10月7日から5キロを販売する。5キロの価格は予約、店頭とも魚沼コシヒカリ並みの税込み3240円(一部産地は3348円)を予定している。2キロは同1350円。

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