芸妓衆がまく手ぬぐいに手を伸ばす観客=金沢市の石川県立音楽堂邦楽ホール

芸妓衆がまく手ぬぐいに手を伸ばす観客=金沢市の石川県立音楽堂邦楽ホール

石川県 金沢市周辺 祭り・催し

金沢おどり千秋楽 三茶屋街、勢ぞろい

北國新聞(2017年9月19日)

 金沢市の石川県立音楽堂邦楽ホールで開かれた第14回金沢おどり(同実行委員会、一般財団法人県芸術文化協会、北國新聞社主催)は18日、千秋楽を迎えた。フィナーレでは4日間の公演を務め上げたひがし、にし、主計(かずえ)町(まち)の三茶屋街の芸(げい)妓(こ)43人が舞台に勢ぞろいし、観客と一本締めした。
 総おどり「金沢風雅(ふうが)」では、八重治(やえはる)さんが「めでたく千秋楽を迎えられましたことを御礼申し上げます」とあいさつ。八重治さんと一調一舞(いっちょういちぶ)の至芸を見せた小鼓の乃莉(のり)さんも加わり、客席に手ぬぐいをまくと盛り上がりは最高潮となり、盛大な拍手に包まれた。
 幕が下りた舞台では、構成、演出を務めた駒井邦夫県立音楽堂邦楽監督が芸妓らの労をねぎらい、関係者と三本締めした。

えきねっと びゅう国内ツアー

金沢市周辺 ニュース