木曽4蔵の地酒を入れた自社製のたるを前に話す湯川社長

木曽4蔵の地酒を入れた自社製のたるを前に話す湯川社長

長野県 木曽路

信州の酒、県産材のたるで 仕込み用に木祖の会社製作

信濃毎日新聞(2017年9月22日)

 キャンバス用画枠や額縁製造などを手掛ける木曽郡木祖村のマルオカ工業が、日本酒やワインなどを仕込む県産材のたるやおけ作りに乗り出す。職人の手仕事を自社の木工機械で再現し、内側に漆を塗るなど木曽地方の技術もPR。11月に松本市で開く催しで木曽地方4蔵の日本酒をそれぞれたるに詰めて披露する。

 同社によると、現在、ワインは輸入した木のたる、日本酒はステンレスや樹脂製のたるで仕込む例が多いという。県産材使用を思い立ち、内側に漆を塗って耐久性や抗菌作用を上げることを考えた。かつて竹で作られた「たが」はステンレス製にして、誰でも簡単にスパナで締め直せるようにした。

 11月に松本市のホテルで開かれる国際ロータリー第2600地区の大会で、下伊那郡根羽村産のスギで作ったたるをお披露目する。ワインを入れるたるの注文が既にあるといい、県内産の広葉樹、ミズナラで試作しているという。

 同社の湯川泰征社長(69)は「木のおけやたるで日本酒やワインを仕込むことができれば高級感が増すと思う。新たなブランドづくりの一助になればうれしい」と話している。

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