やぐらの上から降り注ぐ火の粉を浴びる氏子たち=23日午後8時50分

やぐらの上から降り注ぐ火の粉を浴びる氏子たち=23日午後8時50分

長野県 伊那路 祭り・催し

火の粉浴び、伝統つなぐ 駒ケ根の神社で筒花火

信濃毎日新聞(2017年9月24日)

 駒ケ根市の大宮五十鈴(いすず)神社で23日夜、例大祭の宵祭りがあり、明治時代から続くとされる筒花火「三国一煙火(さんごくいちえんか)」が奉納された。今年7月に三国一煙火と神事「獅子練り」が市無形民俗文化財に指定され、初めて迎えた例大祭。氏子たちは伝統をつなぐ思いを新たにしながら、やぐら上の筒花火から降り注ぐ火の粉を全身に浴びた。

 三国一煙火は、樹齢約90年の松の筒に火薬を詰めて手作りした。午後7時前、氏子たちは「わっしょい」と声を合わせておんべやまといを振りながら威勢良く境内へ。「(火の粉の)中へ入れ、入れ」と掛け声も上がり、約10メートルの高さから舞う火の粉の下を駆け回った。

 例大祭は同神社の地元3地区が「年番」として毎年持ち回りで運営し、今年は北割耕地が担当。祭典委員長の倉田誠さん(66)は三国一煙火などの文化財指定を踏まえ、「改めて伝統に忠実に、年配者から若手に祭りをつないでいきたい」と話していた。

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