勢いよく噴き上がる宇奈月温泉の源泉

勢いよく噴き上がる宇奈月温泉の源泉

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噴き出す温泉に歓声 宇奈月で源泉見学会

北日本新聞(2017年9月26日)

 黒部川開発100年を記念した宇奈月温泉源泉見学会が25日開かれた。県内外から参加した20人が普段は公開されていない黒部峡谷の黒薙(くろなぎ)温泉の噴泉を間近にし、勢いよく噴き上がる湯に歓声を上げた。

 参加者は黒部峡谷鉄道宇奈月駅からトロッコ電車で黒薙駅に移動。冬期歩道を歩いて関西電力の新黒薙第2発電所を見学し、同社社員から施設の概要や役割について説明を受けた。

 同駅から山道を約600メートル歩き、宇奈月温泉の源泉がある黒薙温泉の河原に到着。源泉を管理する黒部観光開発の担当者が源泉のふたを開けると、温度90度以上の湯が高さ約12メートルまで噴き上がった。参加者は湯のしぶきに触れたり、写真を撮ったりしていた。

 妻と参加した東京都府中市の会社員(33)は「源泉を見たのは初めて。想像していたよりも、お湯が高く噴き出して驚いた」と話した。参加者は黒薙温泉で昼食や入浴を楽しんだほか、宇奈月温泉に4月にオープンした「立山黒部ジオパーク交流施設わくわく広場『うなジオ』」も訪れた。

 源泉見学会は、黒部川の電源開発を指揮し宇奈月温泉の礎を築いた土木技師、山田胖(ゆたか)(1886~1964年)が黒部峡谷の調査に入ってから今年で100周年を迎えたことを記念した事業の一環で、黒部市が開いた。当初は7月25、27の両日に予定していたが、黒薙温泉の大雨被害のため中止し、再度企画した。10月6日にも見学会を開催する。既に申し込みは締め切った。

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