迫力ある屋台獅子の写真をあしらった大型トラックと、ラッピングを企画した冨内社長(左)

迫力ある屋台獅子の写真をあしらった大型トラックと、ラッピングを企画した冨内社長(左)

長野県 伊那路 祭り・催し

南信州獅子舞フェス ラッピングトラックでPR

信濃毎日新聞(2017年10月1日)

 飯田市中心市街地で10月15日に開く「南信州獅子舞フェスティバル」を宣伝する大型トラックが30日、市内でお披露目された。同市松尾新井の「飯田市場運輸」の冨内和美社長が、同社のトラックに飯田下伊那地域の伝統である「屋台獅子」が舞う写真をラッピング。通常の運送業務で全国を巡り、多くの人に知ってもらう。

 トラックは全長12メートル、高さ3・8メートル。側面と後ろ側に計7体の屋台獅子の写真をあしらった。獅子舞フェスは今年で10回目の節目を迎えるが、期間以外でも使えるように「毎年10月開催」と表記した。トラックを見て興味を持った人がいた時のために、獅子舞フェスのパンフレットを積んでいる。

 冨内社長は、喬木村の加々須獅子保存会に所属。「全国から一人でも多くの人に飯田に来てもらうための起爆剤になってほしい」。獅子舞フェス期間中は、会場周辺でトラックを展示したい考えだ。

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