廃材を生かした作品が田んぼを彩る里山アート展=30日、阿賀町

廃材を生かした作品が田んぼを彩る里山アート展=30日、阿賀町

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田んぼに遊び心あふれ 阿賀・里山アート展

新潟日報(2017年10月2日)

 新潟、福島県境にあるのどかな山村を舞台にした「里山アート展」が9月30日、阿賀町豊実で開幕した。舞台は稲刈りを終えたばかりの田んぼ約6千平方メートル。地元小学生らが廃材や農機具などを利用して作った39点が秋晴れの大地を彩り、訪れる人を楽しませている。

 豊実在住の彫刻家佐藤賢太郎さん(69)が理事長を務めるNPO法人「コスモ夢舞台」の主催。毎年この時期に開き、車いすでも近くで観賞できるように、あぜ道がコンクリートで舗装されている。

 福島県の障害者らがペットボトルを飛行機のように細工し、風で回転するようにした「ペットボトルフィーバー」は田んぼをカラフルに演出。水路に自転車の車輪を置き、電球が光るようにした「秋の蛍」など遊び心あふれる作品もある。

 地元の日出谷小は全校児童15人が廃材を材料にしたオブジェ「楽しみ」を制作した。ドッジボールなどで遊ぶ自分たちをモデルにしている。

 家族で来場した同小1年の男子児童(7)は「スプレーで色づけを手伝ったよ。田んぼにいろいろな作品が並んで面白い」と誇らしげだった。

 佐藤さんは「アマチュアの人がアートを楽しむ場になっている。ぜひ見に来てほしい」と話している。

 展示は21日まで。

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