子どものゴマフアザラシ1頭が、新潟市中央区のマリンピア日本海に新しく仲間入りした。秋田県の男鹿水族館でことし4月に生まれたメスで、愛称は「きなこ」。マリンピアのゴマフアザラシは計7頭になった。
近親交配を防ぐ繁殖交流の一環として29日、秋田から約6時間かけて到着した。この日のきなこは少し興奮した様子で、飼育員の足にかみつく一幕も。健康状態は良く、翌30日からシシャモやサバなどの餌を食べ始めたという。
同館の「マリンサファリ」で公開している。展示第2係長の井村洋之さん(51)は「少しずつ環境に慣れていくと思う。かわいいので、たくさん見に来てほしい」と話した。