茅野市北山の英国式庭園「蓼科高原バラクライングリッシュガーデン」で4日、秋の花々と英国文化を楽しむ「ハーベストフェスティバル」が始まった。個性豊かなダリアが見頃を迎えた庭園には大小千個以上のカボチャが飾られ、彩りを添えている。招待した英国海軍音楽隊OBでつくるブラスバンドの演奏もあり、観光客でにぎわった。9日まで。
ダリアは70種、1500株が咲き誇り、オレンジや深紅など色とりどり。庭園オーナーのケイ山田さんが手掛けた公共庭園などを紹介する写真約50点や、主宰するガーデニングスクールの生徒による寄せ植え約70点も並ぶ。
ブラスバンドは、今回のフェスのために作った「オータム・イン・タテシナ」など3曲をサプライズで披露。ケイさんは「静かで雰囲気のある曲。思いも寄らず、感激した」と喜んでいた。
クラフト作品や地元産の野菜を販売するコーナーのほか、ケイさんがデザインした洋服ブランドのファッションショー(6日まで)もある。
午前9時〜午後6時(9日は午後5時)で、入園料は当日券が高校生以上1400円(中学生以下無料)。問い合わせは蓼科高原バラクライングリッシュガーデン(電話0266・77・2019)へ。