立山黒部アルペンルートで紅葉が見頃を迎えている。好天に恵まれた8日は、弥陀ケ原(1930メートル)や七曲(1680メートル)、弘法(1630メートル)で、赤や黄色に彩られた高原を縫うように通る同ルートをバスが行き交う光景が見られた。
急カーブが連続する七曲周辺では、ナナカマドの赤、ダケカンバやミネカエデの黄、針葉樹の緑が織りなす紅葉の"カーペット"が広がり、陽光に映えていた。
高原バスを運行する立山黒部貫光によると、これから黒部ダム(1470メートル)、称名滝(1180メートル)、美女平(977メートル)が見頃を迎える。