初めて販売したフェンシング丼。のりにフェンシングのイラストを描いた

初めて販売したフェンシング丼。のりにフェンシングのイラストを描いた

長野県 伊那路 グルメ

新「フェンシング丼」初めて販売

信濃毎日新聞(2017年10月9日)

 「フェンシングの町」をPRしている上伊那郡箕輪町で8日、開催中のフェンシングの全国大会に合わせ、競技会場近くの町文化センター周辺で「もみじマーケット」が開かれた。町内の飲食店店主らが設立した「みのわACTIVITY(アクティビティ)協会」が、フェンシングのイラストをプリントしたのりを添えた新しい「フェンシング丼」を初めて販売した。

 フェンシング丼は、町内小中学校の栄養教諭らが給食として2012年に最初に開発。ウズラの卵をマスクに、揚げた春雨などをサーベルに見立てている。ただ、飲食店で提供するのに手間がかかることなどから、新しい丼を検討。町内産のトマトが入ったみそ味のソースをご飯にかけ、フェンシングの絵をプリントするなどしたのりを載せた。この日は1杯500円(税込み)で販売した。

 全国ジュニア・エペフェンシング大会に出場した新井ひよりさん(18)=法政大1年=は、新しいフェンシング丼を試合前に味わい「フェンシングはまだマイナースポーツなので、地域でPRしてくれるのはうれしい」と話した。

 また、同町箕輪中学校3年生10人も、これまでのフェンシング丼を約300食振る舞った。

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