展示替えで「唐津くんち」(左)などを飾り付ける学芸員ら=県水墨美術館

展示替えで「唐津くんち」(左)などを飾り付ける学芸員ら=県水墨美術館

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中島潔展 11日から後期展

北日本新聞(2017年10月11日)

 県水墨美術館で開催中の企画展「中島潔"今"を生きるーそして伝えたいこと」の後期展が11日からスタートするのを前に、休館日の10日に展示替え作業が行われた。祭りを描いた「唐津くんち」や、夕焼けに明日への希望を託した「空」シリーズなどを新たに飾り、担当学芸員は「心温まる童画で知られる中島さんの違った側面も見てもらえる」と話した。

 企画展は、中島さんの初期から最新作まで約120点の代表作を紹介。このうち16点を入れ替えた。

 古里・佐賀県の祭りを題材にした「唐津くんち」は、曳山(ひきやま)を引く男衆を画面いっぱいに描いた迫力のある大作で、同じく祭りをテーマにした「童の小倉祇園太鼓」を隣に並べた。空シリーズは2010年に入院した際、窓から見えた夕焼けに輝く雲から着想を得たもので4点を展示した。

 初期の作品の一部も新たに加え、遠藤亮平学芸員は「前期展を見た人も楽しめる。幅広い創作の軌跡に触れてほしい」と語った。

 11月5日まで。県水墨美術館と北日本新聞社でつくる実行委員会主催。

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