新商品のオリジナルスイーツを紹介する稲石さん

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豆乳でレアチーズ、地元産焼きりんご添え 氷見の豆腐店

北日本新聞(2017年10月13日)

 氷見市本町の老舗、坂津豆富店「さがのや」は、自家製の豆乳を使ったオリジナルスイーツ「おとうふレアチーズ」を商品化した。地場産の素材を集めた健康志向の一品で、同店では「町の豆腐屋さんならではの新しいスイーツとして展開したい」と意気込んでいる。

 京都で板前の経験もあるさがのやの調理師、稲石健さんが、妻で同店代表の直子さんと協力して開発した。体に悪い成分がなく、食べたときの罪悪感が少ないという意味があり、近年話題の「ギルトフリースイーツ」を目指した。

 豆乳は県産大豆を原料とし、濃度は15~16%と一般的な豆乳より高め。生クリームは使わず、ヨーグルトなどと一緒に固め、さっぱりとした後味を出した。氷見産リンゴの焼きりんごをのせている。冷やしても、温めてもおいしいという。

 さがのやでは今回の商品を手始めに、「とうふ屋スイーツ」と銘打ち、豆腐に関連したさまざまな商品を手掛けていく方針。

 稲石さんは「良質なタンパク質を摂取できる豆腐の特長を生かし、いろいろな食べ方を提案したい」と話している。

 おとうふレアチーズは1個85グラム240円。同店のほか、ひみ番屋街などで取り扱う。15日午後1時から、ひみ番屋街の総湯で入浴客を対象に50食限定の試食会も開く。

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