七尾市能登島半浦町の農事組合法人「能登風土」は2015年から、ハロウィーンの代表的な飾り付けである行灯(あんどん)「ジャック・オ・ランタン」に使われるカボチャの栽培を始め、注文は年々増えている。
酒井光博代表が都内でハロウィーンの盛り上がりを目の当たりにし、栽培に乗り出した。15年に直径20~30センチのカボチャ100個を無農薬で栽培したところ評判が良く、出荷数は昨年が500個、今年は600個と拡大している。
注文は全国から寄せられ、ホテルや飲食店に加え、個人もいる。発送は9月末から始まり、現在ピークを迎えている。酒井代表は「来年はさらに生産性を上げ、安く提供できるようにしたい」と話した。