紙コップなどで作った動物がひしめく作品=18日、福井県大野市元町の平成大野屋平蔵

紙コップなどで作った動物がひしめく作品=18日、福井県大野市元町の平成大野屋平蔵

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紙製の動物にぎやか150点 大野市、造形作家ら披露

福井新聞(2017年10月19日)

 紙コップや紙皿を組み合わせて作った作品展「紙コップの夢はかせ 水野政雄の世界」(福井新聞社後援)が18日、福井県大野市元町の平成大野屋平蔵で始まった。動物がひしめく中央アフリカの草原を表現した大作などが並び、会場をにぎやかに彩っている。22日まで。

 創作や料理教室を開く市内の女性グループ「ティンクル」のメンバーら4人が企画。岐阜県郡上市の造形作家、水野政雄さん(80)の大作のほか、女性たちが来年のえとにちなんで作った紙製のフレンチブルドッグや大野市内の園児が色塗りした作品など約150点を紹介している。

 水野さんは14畳分の土台に、タンザニアで生きる30種以上の動物を配置。シマウマやヌーが群れをなし、その先では口を大きく開けたワニが待ち構える。百獣の王、ライオンは草原の一角を陣取り、雄たけびを上げているよう。巧みに組み合わせた紙コップを色付けし、野生界の一場面を詳細に表現している。

 お年寄りが次々と訪れ「何てうまいこと作ってあるの」「かわいい」などと歓声を上げていた。

 22日午後1時半から、水野さんの紙工作講習会がある。参加料は300円、当日会場で受け付ける。

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