瑞泉寺本堂を背に練り歩く二十八日講メンバーら

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開基 綽如上人しのぶ 井波別院瑞泉寺でお里帰り法要

北日本新聞(2017年10月25日)

 南砺市の井波別院瑞泉寺の開基、綽如(しゃくにょ)上人ゆかりの「お里帰り法要」が24日、同寺で行われ、上人の遺徳をしのんだ。

 護持団体の同寺二十八日講(高見次夫講長)メンバーら約40人がすげがさとわらじを着けて参加。常本哲生輪番の読経の後、木像を納めたこしを担ぎ、上人の草庵に見立てた本堂から山門前を経て、太子堂まで練り歩いた。地元の「寺子こどもえん」の3~6歳児9人が見守った。

 太子堂での法要では、真宗宗歌と恩徳讃を歌い、真宗の教えをかみしめていた。

 この行事は杉谷の山中にある上人の草庵跡に石碑が建てられた1989年以来、毎年営まれている。1週間前には、石碑周辺で清掃が行われた。

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